4月6日(月)第1回多核種除去設備等処理水の取扱いに係る関係者の御意見を伺う場

世界中がコロナ対策に取り組んでいる中、予定通り福島原発事故による汚染水処理について第1回関係者の意見を聞く会が福島会場と東京会場に分かれWEB中継により福島市で開催された。福島県知事はじめ旅館・ホテル、商工会議所、町村会、相馬市町村会の代表10名が出席し意見表明した。

政府検討委員会は処理水について海または大気へ放出する案が現実的と示している。海洋放出に県漁連会長、県森林連会長が反対。他は国と東京電力の責任で正しい情報発信と風評被害に万全の対策をとる事、スケジュールありき福島県ありきでなく県外処分も検討するべき、時間ありきではなくタンク増設も検討すべき、福島県だけでなく全国漁業関係者にも意見を聞いて欲しい、国の責任で放出後の風評被害には賠償をすべきなどの意見が述べられた。

今後も各界各層の意見を聞く予定とのことだが、私は国民の安心基準と有識者の安全基準が大きくズレているので是非一般の国民の意見を聞く機会を多くするよう求めている。政府には拙速に結論を出さず、そのズレを調整する責任がある。原発事故に依然として苦しむ多くの人々がいることを忘れないで欲しい。

第2回目は4月13日(月)に福島市及び富岡町で開催予定です。コロナ対策により第2回目もWEB中継が予定されます。是非多くの方に御覧いただきたいと思います。
https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/decommissioning/committee/takakushu_iken/0413_01.html

増子輝彦

2020年4月6日